2次対策講義
1次試験が終わってのんびりしている暇などなく、2次対策を始めています。
私は2次試験受験経験者なので、今年初受験の方々よりは多少アドバンテージがあるとは思いますが、国語力・読解力のなさに定評のある私にとっては、初受験の方々と同じマインドでTACの講義を受講しています。
失礼ながら、TACの2次対策講義ってちょっとバカにしていたところがあって、所詮2次試験専門校の足元にも及ばない基本的な講義しかやらないんでしょ、という先入観がありましたが、ここ数回の講義でその固定観念が完全に覆りました。
作問者の意図を汲み取る「要求解釈」の厳密さ、問題文から解答の方向性や関連知識などを「想起」すること、問題文は2回読むアプローチなど、多くの学びを得ています。言われてみれば当たり前かもしれませんが、これまで私が真面目に取り組んでこなかったがゆえに点数を取りこぼしている重要な部分を再教育していただいていて、目から鱗が落ちるとはこのことだなと思っています。
事例1・2・3対策
私の最大の弱点は「要求解釈」です。そこで、過去10年分の本試験を総ざらいして、「要求解釈」と「想起」のトレーニングというか、研究みたいなことをしています。解答例として参考にしているのは、やはり「ふぞろい」です。ふぞろいしか勝たん。予備校の解答は、実力派講師のみなさんが腕によりをかけて練りに練った論文のようなもので、試験本番でそんなの書けるわけがないので、正直あまり参考にならないです。受験生が本番でひねりだした解答のほうが意図が伝わりやすいし、それで90点近くの点数をたたき出しているのもすごいです。
事例4対策
週に2日は、ガッツリと事例4に取り組む日ということにしています。今やっているのは事例4の全知識&全ノウハウ。この本、なかなかいいですね。解説もわかりやすいし、トリッキーな問題は排除されていて、論点別に基礎的なトレーニングをしている感じで進められます。今月中にこれを1回転させられると思います。大塚先生のイケカコ(意思決定会計講義ノート)にも取り組みたい気持ちはありつつ、別の本を購入しました。それはまたの機会に紹介します。
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