【探】は、与件に探しに行く情報です。【知識想起】は、想起すべき知識です。
令和5年度
- ✕営業面、✕販売面、◯企画開発面、◯生産活動面(計画と統制は可能性低い)
- 生産面の強みの例)技術力(~力)、一貫体制、熟練経験
- 原則、生産効率化によって増加する受注量に対応(増員は求められていない)
- 原因は、高齢のベテラン従業員の退職→これを補完しないといけない
- 【探】生産面での効率を下げる課題
- 例)標準化していない、マニュアル化していない
- 例)情報共有されていない
- 例)レイアウトが非効率、5Sができていない
- 収益性(単価×数量-コスト)のうち、単価は問題ない→販売数量増加またはコスト削減→コスト削減の可能性が高い
- 材料価格高騰の影響が大きい→【探】材料に関する課題がないか
- 資材調達管理→一括発注(一括調達)、共同発注(仕入)
- 製造工程管理→歩留り改善、廃棄ロス削減、GT導入
- 在庫管理(生産統制)→在庫量適正化、基準在庫量見直し、MRPによる資材所要量適正化などの現品管理
- 【経営戦略】自社企画製品を他のホテルや旅館に販売、X社との新規事業→売上拡大
- 創業から受託品の製造に特化してきた=【探】商品企画力不足に関する課題
- 【探】他のホテルや旅館の要望→③増加する訪日外国人観光客のニーズ、地元食材活用
- 【探】X社の要望→⑬既存の惣菜商品との差別化
- 【探】課題に対応する上で活かせる強み、補完できる経営資源
- 現在の生産能力では対応が難しい→生産能力向上が課題(ゴール)
- 解答事項は3つ=①妥当性(結論)、②理由、③留意点
- 理由では、以下の施策それぞれについて、妥当性=生産能力向上に寄与するかを説明
- 工場敷地内に工場を増築→既存製品と異なるレイアウト設計可能
- 専用生産設備を導入→汎用生産設備と比べて生産性高く教育が容易
- 新規採用者を中心とした生産体制の構築→専用生産設備の作業員として戦力になる
- 留意点は、上記3施策で効果的に生産能力を向上させるために必要なこと
- 工場敷地内に工場を増築→SLPで生産効率の高いレイアウトにする
- 専用生産設備を導入→専用生産設備を使った作業方法の標準化・マニュアル化
- 新規採用者を中心とした生産体制の構築→OJTで専用生産設備の操作を教育
令和4年度
- 【探】外部経営環境の変化、時制は「2020年」以降「今日」まで→③(⑭)
- 【探】外部環境の変化→販売面と生産面の課題=経営戦略(とりわけ成長戦略)に近い、外部環境に言及していることから細々した生産活動の課題を聞いているわけではなさそう
- 例)販売面の課題=新市場開拓
- 例)生産面の課題=新製品開発
- 新規引合いから量産製品初回納品まで→図の生産プロセス全部
- 【探】納期面の課題・問題点
- 金型設計で2次元CADを活用→発注元との仕様確認遅れ、設計変更、仕様変更
- 設計課で板金加工も担当→設計業務の混乱
- プレス加工機ごとに担当→1人で長時間の段取作業
- 【知識想起】ロットサイズの最適化、基準[注文量|受注量]に合わせてロットサイズを決定→在庫量適正化、欠品・過剰在庫を防ぐ
- 【知識想起】ロットサイジング=部品又は製造の手配を行う際に、段取時間、各種コスト、納期などを考慮して、手配する部品の数量をまとめる活動
- 業務用食器・什器卸売企業と、ホームセンターX社とで、対応策を分ける必要があるかどうか
- 【探】ロットサイズに関する課題・問題点→⑪
- 基準・・「1日間の加工数量」で基準日程決め→「確定受注量」で基準日程決め
- 在庫・・確定受注量以外は在庫→在庫量適正化
- 段取・・ロットサイズ減少で段取増加が予想される→段取改善、応援体制
- 生産業務の情報の交換と共有→生産業務のスピードアップ
- 【想起知識】DB化、リアルタイム、全社共有
- 【探】生産業務の情報、情報の交換と共有に関する課題
- 受注→受注量・納期等の受注情報
- 設計→仕様変更
- 生産→生産計画、生産統制(在庫、進捗、余力)
- 【想起知識】今後の戦略=基本的には成長戦略
- 強みの維持・強化(技術力・ノウハウ獲得)
- 弱みの克服(1社依存の脱却→経営安定化、経営リスク削減)
- 新製品開発(自社製品、独自製品)、新市場開拓(販路開拓)
令和3年度
- 「革製バッグ業界」内に限定、【探】業界の特徴
- 強み→【知識想起】技術力、体制、
- 熟練職人の技術力、一貫生産体制
- 弱み→【知識想起】Q→低付加価値商品、C→コスト競争力、D→納期長い、強み失われる
- 低価格品が多い
- 受注予測精度が低く、欠品と過剰在庫が生じる
- 熟練職人の高齢化
- 【知識想起】効率化(≒納期短縮、QCDのD)施策
- 生産計画(Plan)→生産計画の精緻化、短サイクル化
- 生産活動(Do)
- 人(Man)→作業の平準化、ネック工程への応援体制強化
- 施設・設備(Machine)→段取改善、改良保全・予防保全
- やり方(Method)→作業の標準化・マニュアル化、CE、JIT
- 材料(Material)
- 生産統制(Check/Action)
- 【探】受託生産品の製造工程における課題・問題点
- 縫製工程の負担を軽減する
- OJTを通じて、熟練職人の技術承継を図り、縫製工程の人員強化を図る。また、ラインバランシングにより、作業の平準化を図り、縫製工程の負担軽減を図っていく。
- 在庫の最適化を図りコスト削減する
- 生産計画を週次で作成し、ロットサイズの最適化を図り受注の小ロット化に対応させる。また、受注や在庫情報の一元管理、計画策定方法の標準化で在庫削減を図っていく。
- 縫製工程の負担を軽減する
- 企画面
- 【探】企画面の課題・問題点
- ニーズ収集不足
- →自社ウェブサイトで顧客ニーズを把握
- ニーズ収集不足
- 【探】企画面の課題・問題点
- 生産面
- 【探】自社ブランド製品の生産面の課題・問題点
- 受注生産と見込生産が混在、自社ブランド製品の作業優先、現場での混乱
- →全社生産計画の作成により、製造工程の同期化を図る
- 受注生産と見込生産が混在、自社ブランド製品の作業優先、現場での混乱
- 【探】自社ブランド製品の生産面の課題・問題点
- 最大の効果
- 顧客のLTVと愛顧向上→直営店事業を展開し、売上拡大
- C社の経営資源を有効に活用
- 【探】C社の経営資源
- 対応策
- 顧客ニーズ把握
- →直営店で顧客ニーズを把握
- 新製品開発
- →高級感を訴求
- 顧客との関係性強化
- →修理が可能な点を訴求することで、メンテナンスを通じて関係性を維持
- 顧客ニーズ把握
令和2年度
- 強み
- 高い溶接・研磨技術力
- 設計から据付までの一貫受注体制
- 熟練技術者の支援。
- 弱み
- 納期遅延発生
- 設置高さ7m超の製品受注不可
- モニュメント製品の受注量不安定
- 制約→営業部門、【探】営業部門で生じている問題点
- 【知識想起】企画・提案力不足、顧客開拓力不足、仕様変更、生産との情報共有不足
- 製作前プロセスで、仕様・図面変更発生、イメージ摺合せに時間を要し、製作段階でも打ち合わせが発生し、製作期間を圧迫。
- 【知識想起】企画・提案力不足、顧客開拓力不足、仕様変更、生産との情報共有不足
- 対応策
- ①3DCAD導入による顧客とのイメージ摺合せで仕様変更等削減。②営業部・製造部の情報共有体制強化で打ち合わせ削減。
- 生産計画(Plan)→生産計画の精緻化、短サイクル化
- 生産活動(Do)
- 人(Man)→作業の平準化、ネック工程への応援体制強化
- 作業チームの技術力に差がある→熟練技術者によるOJTで技能向上・平準化
- 施設・設備(Machine)→段取改善、改良保全・予防保全
- モノの移動が多く作業員の稼働率が低い→SLPによりモノの流れを最適化
- やり方(Method)→作業の標準化・マニュアル化、CE、JIT
- 工程順序や工数見積もりが標準化されていない→工程順序・工数見積の標準化
- 材料(Material)
- 人(Man)→作業の平準化、ネック工程への応援体制強化
- 生産統制(Check/Action)
- 【効果】業務プロセス全体の効率化を図り、製作期間を十分確保する→納期遅延対策
- 【探】IT面での課題
- ①工程管理や工数見積もりを標準化・自動化し、納期見積精度向上
- ②受注情報、製品仕様情報をDB化・一元管理
- ③営業部・製造部・顧客でリアルタイム共有して打ち合わせ等の時間を削減。
- モニュメント製品事業の充実→製品ラインナップ、拡大→売上拡大
- →モニュメント製品の受注量の安定化
- 成長戦略
- 新製品開発
- 工場建屋改修で設置高さ7m超の製品を受注可能にし、溶接・研磨技術を生かして対応製品拡充を図る。
- 新市場開拓
- 営業面で、デザイナーからのニーズ収集や、都市型建築に対応した提案力を強化し、事業拡大を図る。
- 新製品開発
令和元年度
- 「事業変遷を理解」→【探】外部環境の変化、C社の歴史的経緯の中で蓄積、VRIO
- 強み
- ①創業当初から熱処理専業企業として熱処理設備と特殊技術を保有していること
- ②その後、既存顧客の依頼により前工程である設計部門や機械加工部門を有したこと。
- 【知識想起】受託生産の特徴
- コスト・納期の見積り精度の向上
- →熱処理工場の建屋の中で異なる管理方式の運用が行われ、量産機械加工において仕掛在庫の管理が必要になること。
- 生産リードタイムの短縮
- 受注の平準化
- →効果は、熱処理工場のバッチ処理の平準化が図れ、前工程で無駄な機械加工が防止できる
- コスト・納期の見積り精度の向上
- 【知識想起】見込生産の特徴
- 需要予測の精度の向上
- 柔軟な生産体制の確立(需要予測と生産計画の連動)
- 生産計画(Plan)→生産計画の精緻化、短サイクル化
- 機能別レイアウトではなく業務プロセスを見直した工程計画を進めた
- 生産活動(Do)
- 人(Man)→作業の平準化、ネック工程への応援体制強化
- 施設・設備(Machine)→段取改善、改良保全・予防保全
- 省力化できるマシニングセンタの導入
- やり方(Method)→作業の標準化・マニュアル化、CE、JIT
- 作業者スキルを見える化して作業標準化
- 作業マニュアルの作成・整備による作業方法の教育で多能工化・兼務化を図る
- 材料(Material)
- 人(Man)→作業の平準化、ネック工程への応援体制強化
- 生産統制(Check/Action)
- 生産管理=PDCA
- 【想起知識】受注ロット生産体制→後工程引取方式
- 生産計画(Plan)
- 納期を優先した月ごとの日程計画の作成に対し、X社からの1ヵ月ごとの見直しを考慮し熱処理部も含めた生産計画を立案
- 生産活動(Do)
- 生産統制(Check/Action)→進捗管理、余力管理
- 日程計画が確定する都度発注し材料在庫は受注分のみの材料調達に対し、3ヵ月前の納品予定内示に基づき定期発注を行い一定の安全在庫を保有
- 生産計画(Plan)
- 成長戦略
- 新製品開発戦略
- ネジ等の金属製品の熱処理加工のみ受注している顧客
- 設計部門を活かしたVE提案
- 量産機械加工の受注を獲得する
- 新市場開拓戦略
- 熱処理業者を探している自動車部品メーカー
- 自動車部品専用熱処理工程と量産機械加工能力を訴求
- 新規顧客を開拓
- 新製品開発戦略
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