自分ではトレンドにしたがって取引してるつもりなんですが、気づけば逆張りのポジション取りになってしまっているのかもしれません。ここ最近の強烈な米株上昇をもろに喰らって、私のNASDAQショートポジションは火の車です。損失は300万円に到達し、損切りのタイミングも逃して為す術がない状態です。株価はいつ下落トレンドに転じてくれるのでしょうか？
今週は重要イベント盛りだくさんでした。FOMCの利上げについては大方の予想通り、0.75%乗り上げとなりました。注目すべきはその前後のNASDAQの値動き。FOMCの発表前にすでに4%程度上がっていて、発表後にも少し時間を置いてから3%程度上昇。
では、今後の展開を探るために日足チャートを見てみましょう。基本的に下落トレンドを維持しているという見方は変わりませんが、直近では下落トレンドの中央線をブレイクして、一時的な反発をしているものと思います。ただし、13,000円のラインもブレイクしてくるとなると、上昇トレンドに転換する兆しになります。ショートポジションをしこたま持っている私にとっては、緊迫した展開です。
株価の上昇の裏にはVIX指数あり。VIX指数はここ2ヶ月弱で大きく下落しており、投資家がリスクオンの状態になりつつあることを物語っています。ただ、そろそろ上昇してもよい頃合いかなとは思います。
もう1つ注目すべきはドル円です。一時139円代まで急上昇していたドル円ですが、この1週間くらいで大きく下落し、今は133円代です。円安なら日本株高、ということだったので、円高なら日本株安になると思われます。急激な為替変動は株価にとってあまり良いことではありません。
また、昨日発表されたアメリカのGDPは△0.9%で、前回の△1.6%につづいて2四半期連続のマイナスとなりました。これはネガティブなニュースです。2回連続のマイナスはリセッション入りを示します。ただし、アメリカ政府とFRBは、リセッションの定義を変えて、リセッションではないことにしようとしています。
ここ最近米国株は絶好調です。私はその反対に絶不調です。含み損が特大の含み益に変わる日は来るのか、こないのか・・助けてください、エミンさん！！！
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