【結論】今年はサンタラリーはないんじゃないか。
S&P500
- メガホンパターンが形成されている
- 200日移動平均線に跳ね返され、ここから調整が入る可能性が高いように見える
ダウ
- メガホンパターンから抜けていて通常ならかなり強気だが、これは他の大きい指数で確認されていない
- ダウは30しか銘柄がないので、米国全体を見るにはS&P500のほうがよい
- ダウは時価総額で加重平均されていないので、株価が大きい企業の株価につられて上がりやすい
- よって、メガホンパターンから抜けているのはだましに見える
- 8月の高値に跳ね返されている状況
- 昨年は10月から上昇トレンドが始まり、3か月で10%上昇、年末に高値を付けている
- 今年も時期は同じだが、20%上昇で急ピッチすぎる
- RSIで見ても、8月の高値と同じ買われすぎ水準に来ている
原油価格
- 2022年の上昇分をすべて吐き出し、元に戻っている
- 世界的な景気減速、特に中国のゼロコロナ政策の影響が大きい
- おそらく60ドル台まで下がる
エネルギー関連ETFと原油価格
- ファンダメンタルなダイバージェンスが起きている
- 今年8月までほぼ同じ動きだったが、そこから乖離している
- インフレが収まらないというトレードである
- インフレトレードがダウを押し上げている
- エネルギー関連ETFはかなりいきすぎていて、ファンダメンタルから乖離している
2018年との共通点
- 通常なら年末にかけて上昇するが、サンタラリーはもうやってしまったので年末の上昇は厳しい
- よくて今の水準・レンジで動く、悪くて2018年パターンになる
- 日中の雪解けと思われた直後、物別れ
- 2018年同様、利上げ・引き締めの最中
ハンセン指数
- 直近、ゼロコロナ解除を期待して上昇
- 今はデモの第1段階で地元の幹部に謝らせて、収まらなければ全力でデモを潰しにくる
日経平均
- 50日移動平均線にかかっているところだが、堅調
- 一気に円が10円以上動いたにも関わらず健闘している
- IMFのGDP成長見通しは、日本が1.6%でダントツで高い
- 日本が緩和を続けた結果、設備投資が伸びていることが影響している可能性あり
- インフレ手当は平均5万円で、出している企業は1/4
- 今までインフレの懸念がなかったから緩和し放題だったが、今後はどうなるか
コメント