米経済と米株の見通し
- 景気先行指数は17ヶ月連続でマイナス
- 実質GDPも前年同期比で下落
- 過去のリセッション局面と似ている
- 雇用と消費が強いのは、一致指数だから
- 過去40年で最も高い水準
- 債券投資家は目先景気が悪化すると見ており、長期債を購入することで長期金利が下がっている
- 債券利回り5%、株の利率1.69%なのに、株から債券に資金シフトしていない
- 理由は、債券の利回りがいずれ低くなるだろうと考えているから
- S&P500の直近の上昇は、インフレが頭打ちしたという見方を示す
- FRBのフロントランニングをしている
- NASDAQは昨年から、200DMAを下回ることが多い
- まだ調整相場の中の反発ラリーであるとみている
- 高値16000の半値8000くらいまで調整するのではないか
日本経済と日本株の見通し
- 景気先行指数はここ最近下がっている
- OECD景気先行指数についても、日本は直近下げている
- 半導体市況はこの先悪化する
- 半導体は今年の秋くらいまでちょっとずつ悪化していく可能性
- 製造業、自動車業界はまだ悪くならない
- 株式の買い場は来年の春くらいか?
- 昨年は26000-28500くらいのレンジで動いており、今はまだボックス内
- 今はボックスのトップにいて、あまり居心地のよい場所ではない
- 今年の夏までに日本のインフレは5%を超える可能性が高い
インフレとの闘いはいつまで続くのか?
- 米CPIは下がっているものの、再燃する可能性が出てきた
- 前回PCEは強く、この結果はCPIに当然現れてくるはず
- インフレが高止まりする可能性が出てきた
- インフレ期待が上昇に転じたのは、株高だから
- フィナンシャルコンディションは、利上げ開始時の水準まで戻ってきている
- 過去のインフレ討伐時は3回の山ができた
- 1970年代に近いのは、ウクライナ戦争
- 銅価格とインフレはシンクロする
- 原油価格は下げ止まった
- 金利は6%くらいまで上げないといけない
- 引き締めが長期化することはまだ織り込んでいない
為替の見通し
- インフレの再燃懸念で流れが変わり、200DMAの上に
- 140円くらいが上限ではないか
- 日本が引き締めに走った場合は、急速な円高に進む可能性あり
- 米10年債利回りとドル円はシンクロしている
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