タキプロ勉強会に参加してみた感想

最近別件で忙しくて二次試験の勉強がまったくできない状況ですが、とりあえずタキプロのZoom勉強会だけは毎回参加するようにしています。

タキプロ勉強会は、中小企業診断士試験の合格を目指す受験生のためのFacebook(※)とZoomを中心とした勉強会です。

https://www.takipro.com/seminor_information2/webstudy/

これまで2回参加して、毎回有意義な時間を過ごさせてもらってます。最初は「どうせ無料だし、受験生同士で適当にしゃべって終わりなのかな?」と思っていたのですが、予想外に運営事務局がしっかりしていて、かなり手厚いサポートなのに驚きました。

Zoom勉強会が始まると、まず最初にグループ(班)を分けます。1グループにつき2名の受験生と、2名のタキプロメンバー(事務局メンバー)という構成です。2名も事務局メンバーがいるのって、普通にすごくないですか?

その後ディスカッションが始まり、トータル2時間程度で、1つの事例の中の2つの設問について議論します。1つの設問につき1時間程度と、かなりの時間を使います。

ディスカッションの中身については次のような感じで進んでいきます。タキプロメンバーによって多少進め方は変わります。

  1. 事前に提出した自分の解答を読んで、その解答を書いた意図を説明する
  2. もう1人の受験生が、その解答に対するコメントを言う(所詮受験生のコメントでしょ、と思う人がいるかもしれませんが、意外と気づきがあります)
  3. タキプロメンバー2人が、その解答に対するコメントを言う(結構しっかりしたコメントがもらえます。試験合格者だからというより、タキプロメンバーとして受験者を支援するという意識の高い人達が集まっているからこそ、効果的なアドバイスができるんだろうなと思っています)
  4. みんなからのコメントを受けて、自分が振り返りを言う

1時間という長時間を確保してもらっているおかげで、1つの設問についてかなり深く掘り下げて議論できるとともに、例えば「助言せよと言われたときに、何を答えるべきなのか」「助言問題とそれ以外の問題の違いは何か」みたいなやや抽象的な話もできたりします。

相手から答えをもらうというより、対話を通じて自らが考えを巡らせ、能動的に示唆を得る、というイメージです。したがって、このタキプロ勉強会において自分が得られる価値を最大化するには、相手からの指摘を真摯に受け止めて、自分とは異なる考え方に基づいて設問を改めて検討する(これが「客観視」ということかな)、というスタンスが必要だと思います。

逆に言えば、自分の意見と異なる意見をぶつけられたときに、「ムキー!!」と怒り狂うようなタイプの人や、自分の考えに固執しちゃって一生考えを変える気のない度量の狭い人には、この勉強会は向いていないと思います。

そんなわけで、2回のタキプロ勉強会を通じて、自分の中でもそれなりに考え方が変わってきたし、試験に対する取り組み方も良い方向にシフトしているように感じます。

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