直前演習で先生がくださったメモを改めて見返しています。
事例1
- 立地や観光名所など他社も共有しているものは強みではない
- 強みは、業界内での特異性、優位性、顧客からの評価、売上の源泉・・
- 与件の根拠の近くにある関連根拠は、まとめて同じ問題で使う可能性が高い
- 直接的な根拠を見つけて、それに関連する根拠を他段落に探しに行く(芋づる式)
- 組織風土変革→トップの働きかけ、ミドルの実行、各種人事制度の導入
- 体制とは、複数人のことを指している、一人経営から分業体制(役割分担)へ
- 成長戦略→新市場、新製品、多角化、M&A
- 関係性構築→協力関係(両者にメリットがある)、資源補完
- 自信のない結論を長々と書かない→関連根拠を複数入れて部分点を取る
- 事業の成長=売上拡大
- 製品ラインナップ拡大→製品別の営業組織、販路拡大→顧客業界別の営業組織
- ダイバーシティ経営「多様な人材を生かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営」
- 多様な人材を採用する方針や採用方法の多様化
- 個々のニーズや特性に合った働き方
- 多様な人材による新たな価値創造
- 新たな方針や施策を導入する際は、トップが直接メッセージを発信する
事例2
- 狙っていないターゲットに対する対応不足は、弱みではない
- スペースが小さいなど、改善できない物理的制約は、弱みに入れない(制約として受け入れる)
- 機会=需要の増加、脅威=需要の減少
- ターゲットやニーズに対して、強みや資源を活用し、施策を実施することで、効果を得る
- 協業先の候補が複数ある場合、B社の強みの強化や弱みの補完につながるのか確認
- 3C分析
- 顧客=市場全体の顧客やその動向。B社商圏内の対象顧客(セグメント)、市場規模や推移、ニーズの存在やニーズの変化、この対象顧客をB社と競合で取り合う。
- 競合=商圏が重なり、顧客を奪い合う相手。本試験では「大手◯◯」が多い。競合の名称、強み(弱み)、特徴などを書く。
- 自社=「対競合の」強み、弱み、取り合っている顧客セグメント、特徴など
- 強み・弱みは相対的なもの
- 競合対策はどこかの問題で触れることを想定しておく
- R5-2(大型量販店への流出防止)、R4-3、R3-2、R1-2→第2問に特に注意
- 何度も出てくるキーワードは、出題者が書いてほしいキーワード
- B社の特性・資源×ターゲットが有するニーズのマッチングを考える
事例3
- 最近の事例3本試験は本当に難しいので、着実に部分点を積み重ねる努力が必要
- 問題要求の制約を、要求解釈時と解答作成時でダブルチェック、トリプルチェックする(指示に従わない解答は0点)
- X市特産の原材料は、他社も使っている可能性が高いので、強みにならない
- 根拠が薄い対応策より、関連する根拠をなるべく漏れなく、妥当性高く盛り込めるか
- 情報共有で解決を図るのはよくあるパターン
- 課題はC社内で解決するのが基本、安易に他社への変革を求めるな
- 組織、製品、工場、人員などの関係性が複雑な場合は図式化して整理→間違いが減る
- 「受注できている」「取引先確保している」は結果であって、強みではない
- 会社の仕組みやプロセスを大幅に変えるより、すぐに実行できる程度の助言
- 部署新設は本当に必要か判断
- 問題点はQCDレベル、つまり経営に直接影響を与えるレベルのものを指摘
- 調達量の適正化→「発注量=必要量-在庫量」
事例4
- 数値にはカンマ「,」を入れる、「2000」→「2,000」
- 税率30%の問題で、「×0.7」はNG→「×(1-0.3)」と書く
- 本文にない略語NG、NPV→正味現在価値など
- 投資の意思決定は、投資前と投資後を比較して判断
- 新規投資:投資後の状態-投資前の状態(ゼロ)=新設備の効果
- 追加投資:投資後の状態(現設備+新設備)-投資前の状態(現設備)=新設備の効果
- 取替投資:投資後の状態(新設備)-投資前の状態(現設備)=投資前後の差分
- 追加投資なのに差分を計算するミス→読み取りは丁寧に、複数回確認する
- 読み取りミスは論外として、転記ミス、計算ミス、単位ミスは多重チェックで防げる
- 経営分析の記述に「利益」は書かない、改善できるのは売上か費用である
- 赤字等で税金が発生しないケースに注意(特に初年度など)
- 投資評価の書き方
- 相互排他的投資の場合:正味現在価値が正かつ◯◯案より大きいため、□□案を採用する
- 独立投資(代替案がない場合含む)の場合:正味現在価値が正のため、□□案を採用する
コメント