ゆく年くる年、人生の分岐点

今年の総括

今年の漢字は「税」だったようですが、私の一年の漢字は「診」でした。診(しん)断士に合格することを決意してしまったがゆえに、診断士の勉強に振り回されて、生活が死ん(しん)だ年だったかなと思います。2015年の2次試験不合格を区切りに診断士の勉強からは遠ざかっていましたが、7年のブランクを経て勉強を再開し、なんとか1次試験に合格はしたものの、2次試験で爆散しました。今思い出しても悔いしか残らない2次試験でしたが、かといってどうすればよかったのかという正解も見当たらないまま、相変わらず悶々としております。

診断士の勉強は相変わらず面白いなと思いました。資格には通常、専門性が求められるのですが、診断士に専門性はありません。全く系統の違う7科目をまんべんなく勉強するわけで、こんな変な資格は他にないでしょう。とはいえ、来年もこの勉強をやれるかというと、そこまでの気力はないかもしれません。2次試験はどうすれば合格できるのか、いまだによくわかりません。事例4も、どうすれば安定して高得点が取れるのかわかりません。何をすればいいのかわからないので、対策のしようがない、というのが正直なところです。

来年の方針

来年はしっかり金を稼がないといけない年です。そのために、今は着々と準備を進めています。ふとしたきっかけでISO審査員という仕事があることを知り、研修を通じて仕事の奥深さというか、面白さを感じ、来年はISO審査員の道に進みたいと思っています。

今悩んでいるのは、中小企業診断士試験に合格した場合と不合格の場合の立ち回りをどうするか。

仮に、万が一合格していたら、TAC講師になるという目標が再燃します。改めて全科目を勉強し直すのにかなりの労力を使う必要があります。また、不合格の場合は再度2次試験を受験するのかどうか、受験するとしたらどう対策するかを考えないといけません。

1つ検討しているのは、今体験受講している税理士試験講座(財務諸表論)を正式に申し込むかどうか。財務諸表論は、1次試験の財務・会計にはかなり効果的だと思いますが、2次試験に効果的かどうかはやや疑問です。2次試験はどちらかというと公認会計士の管理会計論に近い試験で、財務諸表論には管理会計が一切含まれないので、直接的な効力があるわけではないですが、会計の基本をしっかりやり直すという意味では大変有意義だとは思います。

TAC講師を目指すにしろ、2次試験を受験するにしろ、決してマイナスにはならないという意味では受講してもよいのですが、それなりに労力を使うので、他にもやるべきことが多々ある私にとってかなり負担になるのではないかというのが懸念点です。

それと、いわゆる2次試験対策講座を受講するかどうかも悩み中です。今はどちらかというと受講したくないほうに気持ちが傾いています。

タイトルとURLをコピーしました